わたし、やまもとの日記

ブログ書いてみたかったんだって

幼稚園生のお話

 

 

 

 

 

誰だってもちろん幼稚園生だ

 

 

無論、19年前の私もだ

 

 

 

 

色んなことを学んだ

仕様もないことを覚えている

 

 

こっそり早めの反抗期が実は来ていた

それは9年後に知るのだが

 

 

 

お遊戯会の練習をクラス全体でしていた

題目は不思議の国のアリス

私は時計を持った白兎の役だ

 

なかなか可愛く仕上がっていた自信がある

 

 

 

そして、私のツレがもう1人白兎役をしている

この激動の幼稚園時代を共に戦い抜いた戦友だ

 

こいつがふざけた演技をし続け、

(具体的にはセリフを全て関西弁でやってのけるという今考えるとなかなか肝の据わったボケをかましていた)

先生に怒鳴り散らかされ、

挙げ句の果て、私まで廊下に出されたのだ

 

 

そいつは上記ボケをし続けていたにも関わらず

メソメソと泣き始めた

 

確かにその時は冬で

室内用の服のまま部屋の外に放り出されたのだ

泣きたくなるのもわかる

時代が時代なら問題になっていたかもしれない

 

 

 

その時に

 

何事もやり過ぎは良くない

 

ということを学んだ

 

 

 

若干5歳である

 

 

 

 

だが、戦友が泣かされて私も黙ってはいられず

そのまま外の遊具で遊ぼうと提案をしたのだ

 

 

 

そして、冬なのに水道管にホースにをつけ

水撒きをしてびしょ濡れになった

 

 

 

戦友は打って変わって満面の笑みで

はしゃいだ、泥まみれになった

 

ようやく事態を察知した

小太りの先生は

鬼の形相で駆けつけ

そこそこ本気でしばいてきた

打って変わって2人ともぐしゃぐしゃに泣いた

 

今でもあの頭の振動は覚えている

脳細胞がかなり死んだ気がするので

訴訟ものだ

 

 

その後2人とも目をパンパンに腫らしながら

白兎の役を標準語でこなしたのである

 

 

 

 

もう少し時間を遡ると

こんな事件があった

 

 

プール内放尿事件

 

 

である

 

 

とある女の子がプールに入るたび

その中で放尿をしていた

きっと何かイケないことに

ハマってしまったのだろう、悪い女の子である

 

 

今になって疑問に思うが

なぜ最初に先生はその子だと分かったのか

その子が自ら過ちだと気づき

申告してしまったのか

 

謎である

 

 

 

私には少し好奇心が芽生えていた

若干4歳だ、それくらいは当然のことである

 

 

 

プールの時間に、

私がプール内で放尿をしたのだ

私がだ

 

 

 

ただ、なぜか放尿敏感察知先生は

それに気づき、その女の子を叱った

いつも通り、叱った

 

 

初めて罪悪感と不条理で

心がぐちゃぐちゃになったのを覚えている

罪悪感と不条理のスクランブルエッグだ

 

 

 

少し違うか

 

 

 

罪悪感と不条理のサラダボウルだ

 

 

 

これも違うか

 

 

 

罪悪感と不条理のポケだ

 

 

 

もうやめよう

 

 

 

 

反動で給食も少し残した

 

 

世の中は不条理極まりないと

初めて学んだ

 

 

 

若干4歳である

 

 

 

 

それ以来、プールや海に入るのが少し苦手だ